注文住宅を建てるときに失敗するポイントは概ね決まっています。施工会社に丸投げしたら、法外な料金を請求されたという話はよくあります。大切なのは施工会社に依存せず、施主側もしっかりと意思を示すことです。具体的にどうしたいのか伝えておかなければ、施工会社側の裁量ですべて決められてしまう可能性があります。

ただし予算は上限額を設定し、それを超えないようにする必要があります。予算を超過してしまうと、ローンを利用した場合に返済がきつくなってくるからです。返済能力を把握できるのは施主にほかならず、金融機関や施工会社は正確な判断ができません。ライフプランに大きな影響を与えない程度に、無理のない返済計画を立ててください。

理想の注文住宅づくりの要となるのが、予算設定内でいかに理想を追求していくかです。一括で資金捻出ができる方と比べて、ローンを利用する方は制限が生まれます。住宅価格の満額までローンで調達するのは難しく、現実は8割くらいまでしか借りられません。それを考慮して頭金を用意する必要がありますが、頭金を捻出できない方は注文住宅の予算を低く設定するなど工夫しましょう。

注文住宅を建てるときは、建てたあとの生活のことも考える必要があります。家は建てるまでよりも、建てたあとのほうが大切だと言われています。住宅を維持する必要があり、そのためには定期的にリフォーム費用がかかるでしょう。こうした諸費用も試算に入れた上で、自己資金をある程度残しつつ家づくりをすることが大切です。

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